HOME > 視力回復と治療 > 近視などの屈折異常診断

近視などの屈折異常診断

2008年5月20日(火)11:29

健康診断などでCのようなものを見て、どっちが開いているか聞かれますね。あのワッカのことを「ランドルト環」と言います。視力表を用いて視力を検査するんですね。これはメガネやコンタクトレンズをしていない状態での視力を計ります。これは裸眼視力です。屈折の異常があるか判断するものです。他人の答えを真似たり、あてずっぽうに答えられるわけですから、あまり精密な検査とはいえません。目は調節を休ませた状態でなければ正確に屈折の異常を測定することはできません。特に、お子さんの場合は、目の調節を休ませることは難しいのではないでしょうか。

目安なんですが、1.0以上見える場合を正視、それ未満は近視などの屈折異常と判断します。遠視も乱視、老視も屈折異常です。しかし、正確に屈折異常を調べるためには、一時的に休ませなければなりません。水晶体の厚みを変えて、調節をつかさどっている毛球体筋を一時的に休ませるのです。そのため、目薬をさした上で調べる必要があるのです。

幼い、小さなお子さんの場合は、調節がうまくいかないでしょう。休ませることは難しいわけです。ですから、近視や遠視、乱視の度合いを自動的に測るレフラクトメーターという機械を使います。また、検眼鏡とレンズとの組み合わせによって屈折度数がわかる検影法という屈折検査を行います。それで判定します。これの検査を用いれば、視力検査がうまく計れない小さなお子さんの場合でも、目の度数をある程度正確に測定することができます。

矯正が確実なのは、やはりメガネとコンタクトレンズです。近視では視力を正視にする(それに近くする)ための治療には手術もあります。ですが、それ以外の矯正方法で確実なものはあるのでしょうか?まだ安全性などが確立されていないようです。

メガネやコンタクトレンズをつけて矯正する時期はいつでしょう?いつから必要なのでしょうか?「ランドルト環」を見る視力検査で言うと、0.7程度の視力があればいいと言われています。教室で黒板の字を読むために中央あたりの席まではそれぐらいは欲しいですね。ですから0.6以下になったら、用意したほうがいいかもしれませんね。小学校の高学年程度なら、ある程度の視力を必要とするでしょうから、見るのに不便とか、黒板のことを問われて目を細めたりしなければならないことが多くなった、というような自覚症状があったら、メガネをかけることを考えましょう。