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斜視の治療

2008年5月22日(木)14:17

近視、遠視という概念は有名というか、近くにその症状の人がいることが多いわけですね。そうではなくて「斜視」という目の症状があります。見る対象であるものを見るときに、片方の目の視線はその目標の方を向いているのに、もう一方(片方)の目が対象物に向いていないわけです。視線があらぬ方向を向いているんですね。見た目でわかります。それが「斜視」です。外見上気になるわけですが、筋肉や神経が異常なので、その他に視力障害や両眼視異常になっていないか心配します。関係していることがあるわけですからね。気にしなくて言いと言われても本人にすれば大問題でしょう。それに視力回復や治療が難しい病気と言われても手術で改善できるのであればして欲しいと思うものです。両眼視というのは、右目と左目の両方の目で見た二つの像を、脳で一つにまとめて見るわけです。立体視できる3Dメガネのように、立体感できる巧妙な仕組み、三次元の感覚は、この両眼視から生じるわけです。うまいことできていますね。

斜視の場合、左と右の目の視線が同じ目標点に向かっていないのですね。内斜視というのは片方の目が目標点よりも内側を向いている状態です。逆に外側を向いている状態は外斜視と言います。また、左右だけでなく上下にずれる場合もあります。上下斜視と呼ばれます。正常の視線よりも上下いずれかにずれているのです。恒常性斜視は常に起こるわけですが、一方、「間欠性斜視」というものもあります。ときどき斜視の症状が出るのです。共同性斜視の中で一番多いと言われています。また、幼児期に起こり、見掛けは斜視のようなのですが、実際には斜視ではない「偽斜視」「偽内斜視」という概念があります。これは乳児によく見られ、一見斜視に見えるのです。でも成長とともに自然に治るのです。ですから一般的には手術は必要ないようです。

斜視に関する手術治療は早い時期に行われています。この治療はなるべく早期に行うべきとされています。遠視が原因でおこり、ピント合わせの努力をするのに伴って発生する斜視以外の斜視である「調節性内斜視(内斜視)」の場合は、手術が治療の中心です。眼球の外側についている6つの筋肉を手術によって強めたり、弱めたりするのです。そうして眼球の向きを変えるのです。患者さんの状態によって違いますが、必要によっては両眼に施術する必要があります。眼科を受診して、相談されることをお勧めします。